兵庫県

姫路城

姫路城は兵庫県姫路市内の小高い丘、姫山にある平山城である。

鎌倉時代の末期に西国からの幕府方の攻撃に備えて砦を築いた。
その後も西国統治の重要拠点として時代の重鎮がこの城を引き継ぎ、拡張され現在の姿を整えてきた。

『白鷺城』の別名でも親しまれるが、別名の由来は白壁が美しく羽を広げて舞う白鷺の様だからだ。
外観は美しいが、内部は堅固な要塞のように徹底的な防御の構えの構造になっている。

日本の城郭建築物の中において、最高の保存状態を保っている。
それは、長い歴史の中で一度も戦火に巻き込まれなかったことが影響している。

遺産種別
文化遺産
遺産登録
1993年