鹿児島県

屋久島

屋久島は、鹿児島県南方約60kmの海に浮かぶ面積500平方kmの日本では5番目に大きい離島である。

地質時代・中生代の白亜紀頃までは海底だった。
しかし、新生代になって活発な地殻変動が起こり、海面に岩塊が現われ島の原形が造られたとされる。

日本百名山の一つ、九州最高峰の宮之浦岳を中心に1000mを越える山々が40座以上も連なり、樹齢7200年といわれる縄文杉が国の特別天然記念物にも指定されている。

樹齢1000年以上の老樹杉を屋久杉と呼び、樹齢数百年の若杉は屋久小杉と呼ばれる。
材質は朽ち難く、木目が美しく樹脂が多いという特長をもち、世界の銘木として珍重されている。

遺産種別
自然遺産
遺産登録
1993年